多聞会2017年第3回第4回を開催します

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多聞会2017年第3回第4回を開催します

暑い日が続いております。

初夏の特別拝観が終わり、これから当院は「学びの夏」になります。

11月に開催する京焼今展のテーマ「茶」に沿って体験型の多聞会を開催します。

日程は7月15日と17日の午後です。

「茶」と聞くと皆さん、何を思い浮かべますか。

茶道、食後の一息、友達との会話、仕事の合間のコーヒー、などなど

死後になるであろう「茶の間」という捉え方もあります。

今年はその広義の「茶」を3人の茶に携わる人々と陶磁器作家がコラボレーションして展示に取り組みます。

皆さんで「茶」を媒体として繋がれれば幸いです。

以下案内文

多聞会『道は道にしてあらず』【京・焼・今・展2017

日時:7月15日(土)
⑴14:00〜 15名 
⑵16:00〜 15名 
(※ご予約が必要です。ご希望の方は、このイベントページへ、お名前、参加人数、ご希望の席をご記入ください。コメントでの返信をもって、ご予約完了となります)

場所:両足院 建仁寺山内
参加費:1600円
講師:堀口一子(茶絲道)

今年の多聞会<京・焼・今・展2017>は、お茶とやきものが育んできた関係性を改めて見つめ直し、双方の“いま”、“これから”に向けて新たな関係性を探っていくことを試みます
全3回のうち、第1回目は中山福太朗氏を講師に招き「当世同朋衆の仕事と利休コード」という作品を「おく」ことをテーマとしたワークショップ形式の会でした。
今回の第2回目は、茶絲道(チャースールー)を主宰されている堀口一子氏を講師に招き、「道は道にしてあらず」というタイトルでお茶会とこれまでの活動についてお話をしていただく会となります。
堀口氏は、茶絲道という活動の中で、茶の原点といえる中国茶の教室を各地で開催されている他、放置された茶樹から茶摘みし、茶づくりする自然茶の研究をはじめ、さまざまな文人や芸術家との交流による茶会を企画開催するなど、これからの日本における茶の可能性についても探求されています。
茶絲道について、自然茶という取り組みなど、堀口氏が独自に探求されているお茶の世界観を体感していただけたら幸いです。


『道は道にしてあらず』
<概要>
茶の原点、中国茶に敬意を払いつつ、
茶というものを、暮らしの中で、どの様に取り入れていけるのか。これから茶がどの様な役割を果たしていけるのか
そんな事を考えながら、茶と向き合う日々を過ごしている
本会においても、一杯の茶をかわしながら、参加される方々と共に、これからの茶について思いを巡らす機会と致します。

<講師プロフィール>
堀口一子(茶絲道 主宰、茶人)
茶の世界に魅せられ、
ルーツである中国茶を中心に、
喫茶、お茶会、お茶教室などを企画開催。
近年、お茶づくりや茶葉のルーツに関わる活動などを通し、自然茶研究も行う。日本における茶の可能性を追求中。

多聞会『好日居的茶時』【京・焼・今・展2017】

日時:7月17日(月)
⑴14:00〜 15名 
⑵16:00〜 15名 
(※ご予約が必要です。ご希望の方は、このイベントページへ、お名前、参加人数、ご希望の席をご記入ください。コメントでの返信をもって、ご予約完了となります)

場所:両足院 建仁寺山内
参加費:1600円
講師:横山晴美(好日居)

<概要>
茶に国境無しの精神で
茶道の「茶事」に韻を重ね「茶時」(茶ノ時間)と名付け
例えば 茶Bar、
例えば 音楽やアート又は展覧会に添え、
例えば 物語を辿る演劇の様に、
日々や旅先、見聞した一片一片のモノ、コト、縁を拾い集めて綴る
その場その時限りの一期一会。
さりげなく地上3cm、ほんのちょっぴり非日常。
仕立てているのはそんな茶会です。

喫茶去、まぁまぁまずは一服しながら…


〈イベントページ画像〉
茶菓花器事 於 両足院 2016.July.18
photo by Toyomi Nakamura(季の雲)

<講師プロフィール>
横山晴美(茶房 好日居 主人)
京都で建築を学び、小さな茶室空間にて繰り広げられる世界観に魅せられる。
2008年 縁あって岡崎の町家を預かり茶房をひらく。喫茶の傍ら、茶会、茶教室、
概念に囚われることなく、ここちよい場をしつらえ、茶時を楽しむ事を旨とする。
茶菓花器事、茶遊記、のメンバー
京都 日本 世界 宇宙、ご縁のある場所で、
茶時を共有していきたいと思っています。

 

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