山田晋也　antiques&Art Masa

　「あってないなくてある」A shifting presence

を下記の日程で開催いたします。

 

2023年7月16日(日)〜7月24日(月)

17:30ー21:30（受付終了21:00）

両足院にて

入場料　1000円（学生無料：学生証提示ください）

 

 

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2020年、2022年に続いて、両足院にて３度目の作品発表となる今展では、ライフワークとして

伝統的な染織品の制作に取り組む山田が、古来から続いてきた「織り」という営みをインスタレーションに導入する。

夕闇の静寂の中、山田が抽象画を描いた黒い絹本の囲いの中で、織り手が手機のゆかしい音を響かせ、

シルエットで浮かび上がる。

その気配と動きは、知らないのに懐かしいもの、「遠くて近い、近くて遠い」「あってない、なくてある」という、相反する感覚として感得されることであろう。期間中会場で絶え間なく織り続けられるのは、純白の紙布。

かつて織り物用の金銀箔の支えとして用いられてきた素材を再利用し、折り上げた布は両足院に奉納される。

ものが作られる過程を、美として提示する試み、それは、人間がわざと共に生きてきた長い時間を荘厳することでもある。

 

 

 

 

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