「季節とからだ」

一年を通じて作務をしていると、季節によって自分の体の形が変化していることに気づきます。

草むしりの季節は、しゃがんで作業している時間が長いので、お尻と太ももががっしりしてきます。

一日中竹ぼうきで落ち葉を掃く季節は、肩と腕と胸ががっしりしてきます。

冬に冷たい板の間を長時間はだしで歩いていると、足の裏の皮がどんどん厚くなってきます。

季節ごとの作務の内容によって手の使い方が変わるので、手の皮が厚くなる部分も季節によって変わります。

肌の色は、夏なるにつれ濃く、冬なるにつれ薄くなります。

食べ物も変わるわけですから、目に見えない内臓も季節によって変化を繰り返しているのだと思います。

 

最近は、草むしりの季節に恒例の腰の痛みを、どう逃がすかを自分の身体で実験する毎日です。

犬や猫の毛がその季節にあわせて生え変わるように、私の身体も季節と共に変化している。自分も自然の一部なのだと日々実感します。

 

さて、8月第3週の坐禅体験の開催日程をお知らせいたします。

8月9日（月）7:30～9:00

8月10日（火）7:30～9:00　副住職担当

8月11日（水）7:30～9:00

8月12日（木）8:00～9:30

8月13日（金）7:30～9:00

8月14日（土）7:30～9:00　

8月15日（日）8:30～10:00

https://airrsv.net/ryosokuin/calendar　（予約）

品部東晟

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