3月の禅語御朱印直書き会

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3月の禅語御朱印直書き会

 

 

3月の禅語御朱印直書き会のご案内です。
参加は予約不要です。
3月の開催日程は、
3月10日(金)13:00~15:00
3月11日(土)13:00~15:00
3月12日(日)13:00~15:00

3月の禅語は、枯木開花天下春(こぼくはなをひらきて てんかはるなり)

冬枯れの木に花が開いて、天下に春が訪れたことを知らせている。厳しい冬を経たのちの、暖かい春の情景を表した禅語です。また、とても辛く困難な状況で苦しんだ後に悟りを開き、全てが新たに輝いて見えることの例えとも言われています。

 生きていれば困難な状況が必ず訪れます。毎年必ず冬が訪れるように、辛くなったり、悲しくなったり、惨めになったり、落ちぶれることが必ずあることでしょう。しかし、どんな境遇にあっても心折れることなく、その時をしっかりと味わって生きたいものです。なぜなら、冬が終わり春が訪れるように、その困難な状況は必ず終わりを迎えるからです。

困難な状況であれ、その時々をしっかりと味わって生きる。必ず訪れる良き機会に備え淡々と、まるで春を待つ花の芽のように。

寒い冬の先には必ず暖かい春がくる、それが自然です。 私は、自然をできるだけ理解し、身を委ね、冬も春も楽しみながら生きたい思うのです。

冬は冬として楽しみながら、淡々と春を待ちましょう。

 

両足院徒弟

品部東晟

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